〜食物で身体と心をきれいにする七日間〜
半断食セミナー
Half fasting seminer by macrobian



更新情報

 

橋本宙八からのひと言

日々思うこと、伝えたいこと、徒然なるままに・・・

自分のいのちは自分で守る!

思い返せば、この言葉は、13年前のことになる東北大震災と名づけられた福島原発事故後の避難中、ネット上で発信し続けた記事のタイトルだった。

<>

ふとまたこんなタイトルで書こうと思ったのは、今の世界の状況が、様々な理由で、この事故後に経験した危機的状況に重なるからである。

環境破壊による自然災害、生活習慣病の蔓延、感染症の勃発、命に関わる貧困、巨大地震、飢餓、戦争等々、今、まさに誰もが目の当たりにしている日常生活の出来事が、そのまま緊急事態そのものだ。と言う気がする。

津波に襲われた際に身を守る原則が、東北弁で「てんでんこ」である。

これは、「津波が来ると思ったら、一人一人が自分で判断して逃げろ!」と言った意味の教訓である。

この教訓は、緊急事態には、一瞬の判断が生死を分ける。

誰かの指示や助けをあてにしている者は助からない。

「例え、大事な家族や友であっても、助けることが無理だと思ったら、わきめもふらず、ただただ自分の命を守ることに徹しろ!」とも言える、とても厳しい言葉でもある。

この言葉を改めて噛み締めて思うのは、周囲の状況がどんなに危険な状況下でも、最低、自分のいのちを崩壊させずに済むことが一つだけある。と思うことだ。

それは、断食や半断食も含めた食の断ち方であり、例え、どんなわずかで質素な食べ物しか無くても、その食べ方の秘密を知って置くことである。

マクロビオティックの創始者の桜沢如一は、戦時中に、自分の弟子たちが戦地に赴いたことを知って、彼らに電報を送った。

その内容は、「オシモノを謹しみて最後に勝つ者たれ!」と言った言葉であった。

これは、どんな状況下にあっても、正しい食の食べ方を忘れずに「絶対に生き延びて帰れ!」と言った弟子たちを鼓舞、叱咤激励する内容の電報であった。

今、世界で起きている様々な出来事は、時代の変化にかかわらず、人間が人間としてより進化、成長をしなければならない。

人間に与えられた必須の試練である。と私はそう考えている。

もし、そうだとすれば、どんな状況も受け入れざるを得ないのもまた、人間の避けられない業(カルマ)でもある。

甘んじて受け入れよう。

この厳しい現下の状況は、自分の力だけでは、どうにもなるものではない。

しかし、諦めることは無い。自分の手で出来ることがただ一つだけある。

それは、例えわずかな量であっても、それが極端い質素なものであっても、与えられた今の食べ物によって、最低、自分の身を守ること、家族の身を守ることくらいは、その食べ方の方法さえ知っていれば、きっと出来るはずだ。からである。

その食の秘密を教えてくれるのが、「食養生の道」だ。

その食の秘密を少しでも深く知って、「ぜひ、与えられた人生を全うするために、生き残る者になって欲しい!」とこれまで縁のあった人たちに叫びたい、呼びかけたい心境である。

これまでの橋本宙八のひと言

橋本宙八からのひと言が投稿された際に、メールにてお知らせいたします!

ハンドルネーム必須
メールアドレス必須
個人情報について必須
同意する
内容を確認する

Copyright © 2021-2023 "マクロビアン" All Rights Reserved. Produce by 歩知歩楽