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橋本宙八からのひと言

日々思うこと、伝えたいこと、徒然なるままに・・・

食べ物とは何か?

人間が生きて行く上で欠かすことの出来ない「食べ物」。

その食べ物とは一体何だろうか?

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現代的な解釈で言えば、それは、タンパク質、脂質、炭水化物(糖質)の三大栄養素であり、その上で、ミネラル(無機質)、ビタミンを含む5大要素のことであるらしい。まさに、科学的な理解である。


そんな理屈からも、最近では、この5大要素を満たすものを食べれば良いと言う発想で、ひたすらこれらをサプリメントで摂り、3食(?)これで良しとしている人も多くいるらしい。

食材の栽培分野でも、これに乗じて、どんどん食が化学物質化しつつあり、野菜は元より、肉や魚なども、どんどん工場生産や養殖によるものになりつつある。

何とも合理的な解釈であるが、それで良しとするなら、問題はこと、各自の自由が最も尊ばれなければならない食べ物の世界の話である。

他人がとやかく言う問題ではない。
近未来には、料理も調理もまったく必要ではなくなるので、ある意味大いに便利で結構なことでもある。

だとも言えなくはないが、さて?誰もがやがてそんな時代になると考えると、これは、いささかぞっとする話でもある。

世の中から、全ての料理番組が消え、地域名物やご当地グルメなるものも、まったく必要がなくなる。

食堂も、レストランも、旅館も、寿司屋も、蕎麦屋も、コンビニもテレビ局もやることが無くなり、消えてしまいはしないだろうか?そうなれば、世の中にごまんとある飲食業やサービス業は、一体何をビジネスにすることになるのだろうか?まったく訳の分からない世界になってしまうことだけは確かである。

しかし、どうやら、最近のこの料理ブームを考えると、理屈ではそう考えるが、実際には、どうもそうなる様にも思えない。

むしろ、そうした合理的、科学的な思考や行動が増えれば増えるほど、反対に、「食べ物とは一体何か?」と言ったより本質的な問いかけやビジネスもまた増えて行くものなのかも知れない。

マクロビオティックによる食の本質に対する解釈は、「食べ物」とは、自然界のエッセンスである光、大地、空気、水、風の波動エトセトラの大自然の恵みそのものである。と捉える。

伝統的な日本食の料理にも、季節に合わせた食べ物を選択する「旬(しゅん)」や「一物全体」の発想がある。仏教には、人間の身体は、環境とは一体、不可分のものである。と言った「身土不二」の教えもある。


だから、我が家の食前の言葉は、「お日さま、土さん、風さん、水さん、美味しいご飯をありがとう!今日も楽しく遊べます様に!」である。子どもたちも長年この言葉を使い、今では孫たちもまた、この言葉を唱えて食事をしている。

さて、あなたは将来、一体、どちらの食の道を選ぶ人間になるのだろうか?

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